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2011年6月11日 (土)

RÖNN ナナカマド イワキキンニ ROWAN

レモンバームワイン、早速反応をいただけて嬉しいですnotesレモンバームだけでなく、いろんな香りのよいハーブで試してみてくださいね!カモミール、タイム、ローズ、ペパーミント。わたしはまだ、赤ワインは試したことがないんですが、セージなどが合うようですよ〜いろいろ試して美味しいレシピができたら、ぜひみんなでシェアしましょlovely


最近のいちばんの悩みは、植物の成長が早過ぎて日々の生活の中で個々のハーブたちをなかなかじっくり観察するひまがなく、いつの間にかいちばん良い時期を逃していることですweep
こんなに近くにいるのに・・・く、悔しい・・・!!気になるあのひと、このひと・・・全部じっくり見てまわりたいのですが・・・。

昨日は出勤途中に、ちょっと寄り道・・・。

ナナカマド(学名:Sorbus commixta, アイヌ名:イワキキンニ)が花盛りだhappy01


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葉っぱはこんなかんじ。葉のつきかたが、対になって出ている、対生。のこぎりみたいなギザギザの縁どり。そして葉のあいだから、ちょっとだけのぞく蕾がとってもキュートです。
このちょこんとしたまるみがたまりませんup


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「きれい。かわいい。もっと近くでみたい。」と油断していたら、こんなひとがたくさんいました。
虫のことはまったくわからない・・・けれど、植物とセットになっているのだろうから、これからおひとりずつ、少しずつ知り合いになろうかな・・・footこのひとは、どなたかな?


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ご縁があってわたしが住んでいた北欧で育っているのは、セイヨウナナカマド(Sorbus aucuparia, スウェーデン語名:Rönn、英名:Rowan)。日本にいるこちらの木は、ナナカマド(学名:Sorbus commixta, アイヌ名:イワキキンニ)。でも同じバラ科ナナカマド属の家族で、姿かたちもほとんど同じです。


不思議なことに、ナナカマドはアイヌ文化でも北欧神話でも魔除けとして使われています。アイヌ文化では、この木の持つ臭気に除魔力を感じ、シトゥイナウ(棒・弊)を作り魔除けとしたそうです。
もう一方の北欧神話では、雷神Tor(トール)とRönn(セイヨウナナカマド)の関係は深いものだったそうです。ある時、霜の巨人の地へ行く途中のトールが、巨人の女が氾濫させたヴィムール河を渡るためにRönnの枝につかまり命拾いしたというエピソードがあります。そのことによって、Rönnはトールの「救出者」といわれているそうです。昨日の夜、シモカワでは激しく雷が鳴っていましたが、Rönnは雷神トールに捧げられたということで、雷避けとして使われたとか・・

余談ですが、スウェーデンでは名字がRÖNNというひとも結構いるらしいです。(わたしはまだ会ったことないですが・・)、つまり「ナナカマド」さん、ってことですよね。「RÖNNBLAD(ナナカマドの葉)」さんもいるらしい。他にも「BJÖRK(シラカバ)」さんとか「GRAN(モミ)」さん、「LIND(ボダイジュ)」さんとか・・・さすが森の国。シモカワでもこんな名字、どうですかね?

薬用としては、葉や実を使います。
葉は、使用頻度は少ないですが若葉をハーブティーにしたり(バニラのようなアーモンドのような香りがするというひとも・・)するそうです。壊血病や胆石、通風などの治療で使われてきたそうです。シモカワの山ならまだ若葉、ありそうですね。
実のほうがポピュラーです。ビタミンCがとても豊富で、そのまま食べるととっても酸っぱいです。食べやすく、少し甘くするには摘んだ実を一晩冷凍するか、霜が降りた次の日に収穫します。ジャム、ワイン、蒸留酒、ジュレなどに加工可。セイヨウナナカマドのジュレは、鹿肉にも合うそうですよ!(おーい、ハンター麻生くん!聞こえた?)スウェーデンでは、サーミのひとたちが乾燥させた実を粉にしてパンに練り込んだり、おかゆにいれたりしていました。

また秋に、実の収穫ができる頃にそんなことを思い出してみてくださいねcherryでも、実の収穫はほどほどに・・冬の間、鳥たちのたいせつな食料になるので同じ地域に住むもの同士として、なかよくわけあえるといいですね!

ナナカマド全貌。電線に届きそうだ。

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ゴロゴロ・・・雷神トールがはるばるシモカワにやってきた・・昨晩。


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コメント

「GRAN」さんって、発音は「グラン」さん?いいな・・・樅さんか・・・
苗字が木の名前そのまんまって素敵~。
日本でも桂さんはいるよねー。桜木さんとか?日本人が好きそうなのに、檜さんって見かけないねー。

投稿: | 2011年6月13日 (月) 15時02分

名乗るの忘れた^^;
内容でわかるかもしれませんが先のコメントは樅恵です。

投稿: モミエ | 2011年6月13日 (月) 15時04分

初めまして
ナナカマドのはなは、いつでも見てるので
あんなに綺麗とは、思ってませんでした。

「栃」の花も咲いているようです。
しらかばや、しな、を使っておりますので
大変参考になります。
弊社ブログに載せさせて頂いても宜しいでしょうか?
ちなみにしなの種はすごく面白い形をしております。
ご存じとは思いますが「しな」=オオバ菩提樹です。

ところで、一緒にいたのは、どなたの
子供でしょうか?
そこら中の花や草に、付いてます
ゼラニウムまで食しております。

投稿: 伸ちゃん | 2011年6月13日 (月) 18時07分

>モミエ さま
正確にはÄdelgran(エーデルグラーン)さんがモミみたいです。ちなみに、トドマツはSachalinagran。サハリーナグラーン。。。あ。。なんかマニアックな世界になってきたsweat01
しかし、樅モミエさんって相当おもしろいよねwink

>伸ちゃん さま
コメントありがとうございます。
ブログリンク、ぜひよろしくお願いします!
シナノキやシラカバ使用されているんですね〜いいですねーconfidentシナの種、ぜひ見てみたいです。

あの虫の子は私も名前を知りたいと思っています。
そんなにあちこちに出没しているのですね!
シモカワにも虫博士はいるのでしょうか!?

投稿: M | 2011年6月14日 (火) 23時43分

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